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春にニキビや肌荒れが増える原因と対策

春にニキビや肌荒れが増える原因と対策 肌のコンディションが崩れてしまう要因というのは春夏秋冬のそれぞれ季節ごとにあります。


そんななかで、1年の中でも特に春(冬から春になる季節の変わり目)になると、肌の調子が悪くなって、ニキビや肌荒れが増える、悪化するという人は多いと思います。


なぜ、春先に肌の調子が悪くなってしまうのか?ニキビ・肌荒れができてしまうのか?ということについては、春という季節特有といえる2つの理由があるからです。


春(冬から春になる季節の変わり目)のニキビの原因

要チェック 外気の寒暖差や紫外線、花粉の増加など肌に対する物理的ストレスの増加
要チェック 進学、就職、転勤など生活環境の変化にともなう心理的ストレスの増加


早速、これら2つのストレスの具体的な内容とその対策ついてみていきましょう。

春先に増えるニキビの原因①:紫外線量の増加

紫外線のピークは、5月~8月ですが、3~4月の時期は日ごとに紫外線量が右肩上がりに増えていくため、肌にもその影響が徐々にでてくるようになります。


UVAもUVBと同じく、4月~8月がピークですが、地表に降り注いでいる量がUVBと比べて桁違いに多いうえ、秋冬でもピーク時の1/2以上の量があり、雲を通過し、室内にも入ってくるという特徴があります。


紫外線というと、シミやソバカス、シミやたるみの原因という認識はあると思いますが、紫外線ダメージは肌のターンオーバーが乱れたり、肌の乾燥を促進してしまうという影響もあります。


また、アクネ菌が皮脂を原料に産生する代謝物に「ポルフィリン」というものがあるんですが、このポルフィリンに紫外線を当てると大量の活性酸素が発生してしまいます。


活性酸素がニキビの発生や悪化の原因になるというのはご存じのとおり。


春先にかけて紫外線の量が増えることで、


要チェック 肌のターンオーバーを乱して、毛穴詰まりがつくられやすくなる。
要チェック ニキビの炎症やニキビ痕をつくる元凶である活性酸素を発生させる。


というニキビができる土壌をつくってしまうということなんです。

春先に増えるニキビの原因②:花粉が飛び始める

3月から4月にかけての春先(季節の変わり目)は、スギ花粉をはじめ黄砂、それから中国から偏西風に乗って、PM2.5などの有害物質も空気中に舞っています。


季節の変わり目のバリア機能が低下したゆらぎ肌には、こうした花粉や黄砂、PM2.5が毛穴汚れの原因になるだけでなく、外的刺激やアレルゲンにもなるため、乾燥やかゆみの原因になってしまうことも多いです。


また、最近話題になっている春の肌のコンディション不良に花粉が肌に触れることによって起こる「花粉症皮膚炎」があります。花粉症というと、鼻水だったり、目のかゆみだったり、粘膜がやられてしまうイメージがありますよね?


しかし、そうした目や鼻には何の症状もなく、肌のカサカサ、ムズムズ、赤み、湿疹など肌荒れだけが起こることがあり、肌内部で発生している微弱炎症がニキビや肌荒れを引き起こす原因の一つになっていることがわかってきました。


バリア機能が低下していると、普段は刺激にならないようなものが刺激になって乾燥やかゆみになりますし、何より肌内部で炎症が起りやすくなります。


そのため、普段なら毛穴詰まり(コメド)で済むところが炎症を起こしてしまったり、炎症をともなう赤ニキビなどはより悪化しやすくなるということなんです。

春先に増えるニキビの原因③:気温の寒暖差が肌のストレスになる

冬から春への季節の変わり目の時期というのは、日ごとに暖かくなるというものではなくて、暖かい日があったかと思えば、寒い日があったりと日ごとに気温差があり、寒暖の差が激しいものです。


こうした季節の変わり目の気温差(=寒暖差)というのは体温調整を司る自律神経にとっては大きな負担になります。そのため、こうした寒暖差が物理的ストレスになって自律神経が乱れてしまうことがあるんですね。


※寒暖差アレルギーなんてのもあるくらい、人間の体には負担が大きいということですね。


自律神経が乱れれば同じ視床下部から命令がでているホルモン分泌にも影響が出るため、ホルモンバランスが乱れて、皮脂の分泌量や肌の免疫力や抵抗力を弱らせるきっかけになります。


その結果、ニキビや肌荒れができてしまうわけです。

春先に増えるニキビの原因④:新生活にともなう心理的なストレスの増大

春は進学、就職、引っ越しなど生活環境の変化が重なる季節でもあります。


面白い調査をマンダムがやってまして、18~39歳の女性を対象に、新生活と肌トラブルに関するアンケートを実施したところ新生活や新しい環境になると肌が「不安定になる」と答えた人が、67.8%もいたそうなんですね。


自分で自覚があるにしろ、ないにしろ環境が変わるということに対しては、期待や不安、そして緊張といった心理的なストレスがかかるので、自律神経やホルモンバランスが乱れる原因になるわけです。


ストレスを受けることでコルチゾールというホルモンが分泌されます。


コルチゾールは皮脂の分泌を増加させるほか、副腎からは男性ホルモンであるアンドロゲンを分泌させます。このアンドロゲンにも皮脂の分泌を促す作用があるので毛穴詰まりからニキビができる可能性も高めてしまいます。


また、肌の免疫を司るランゲルハンス細胞にダメージを与えて肌の免疫力を低下させてしまうので、炎症が起りやすくなります。これもニキビの発生・悪化につながると考えていいのではないでしょうか?

春のニキビ・肌荒れを防ぐ対策方法

ここまでで、春になるとなぜニキビや肌荒れが増えるのか?ということは理解できたと思います。


次に知りたいのは、当然、春ニキビ・肌荒れを防ぐための方法ですよね。対策方法といっても特に難しいことは何もありません。以下の2点に気をつけてみてください。


⇒花粉や紫外線などの外的刺激から肌を守ること


UVカット機能や肌のバリア機能を保護して守ってくれるようなBBクリームやフェイスパウダーなどがあると思います。 そうしたアイテムを使って、肌に「膜」を作り、紫外線や花粉が肌に直接触れないようにすることを心がけてください。


寒暖差については気温変化を考慮した服装を心がけましょう。 花粉対策や黄砂対策に使うマスクは肌を寒気から守るのにも効果的なので一石二鳥だったりします。


それから、外出先から帰ってきたら花粉や黄砂など毛穴に入り込んだ汚れやほこりを洗顔できちんと落としてあげるようにしましょう。


暖かくなるにつれて皮脂の分泌量も増えてくるので皮脂や汚れで毛穴詰まりを起こさないように洗顔で毛穴を清潔に保つことが重要です。

⇒ストレス対策としては寝ることが一番


運動したり、お風呂にゆっくり使ったり、アロマを焚いたり、ストレス解消にはさまざまな方法がありますが、春先の季節の変わり目にはいつにもまして、良質な睡眠をとることを心がけてください。


睡眠時には、ストレスによって乱れた自律神経が整えられるだけでなく、免疫細胞の活性や肌細胞の再生と修復が行われています。そのため睡眠が足りないと免疫力が落ちて、体内の炎症レベルが上がるためニキビも悪化してしまいます。


さまざまな心身の機能の休息と回復作業が行われるため、物理的ストレスや心理的ストレスが重なる春先においては、特に睡眠の重要性が増すというわけなんですね。


季節の変わり目の寒暖差や紫外線量の増加、花粉や黄砂といった外的刺激の存在というのは、どうにかしようにもどうにもならないものです。 同様に新生活にともなう心理的なストレスも感じないように自分でコントロールできるものではありません。


唯一、自分でコントロールできるのは、物理的ストレスから肌を守ったり、避けること、そして心理的ストレスを減らしたり、緩和する自分なりの方法を見つけることです。


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ストレスにゆらがない肌作りは一朝一夕にはいきません。毎日のスキンケアと生活習慣の積み重ねが何より大事になりますが、手をかけた分、肌は必ず応えてくれます。


肌体力を高めることで季節の代わり目の敏感肌やその症状の1つでもあるニキビを防げるようになるので、頑張ってみる価値はあると思いますよ。


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