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生理前ニキビの予防と対策について

生理周期とニキビのできやすさ

※画像出典:Lidea

なぜ、生理前になると肌の調子が崩れるのかというと、


生理前ニキビの原因

要チェック 生理前のイライラがストレスになり、肌の免疫力の低下を招くから
要チェック 卵胞ホルモン(エストロゲン)が低下し、水分量が減ってバリア機能が低下するから
要チェック 黄体ホルモン(プロゲステロン)が抗菌ペプチドを減少させて、バリア機能を低下させるから


といったことが重なるからです。


皮脂分泌を促す黄体ホルモン(プロゲステロン)の働きもあり、黄体期は普段以上に肌のベタつきを感じますし、毛穴詰まりもできやすくなることもあってニキビができやすくなります。


さらに黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が増えることで、メラノサイト刺激ホルモン(MSH)が活性化されることもあり、紫外線に対する感受性が高くなります。


そのため紫外線を浴びて発生する活性酸素が増加傾向にあることから、ニキビも悪化しがちですし、シミなど色素沈着もできやすくなるので美白にも気をつけないといけないんですね。


「生理前になると肌の調子が崩れてニキビができてしまう。」


というのは女性ならでは肌の悩みといえますが、黄体ホルモン(プロゲステロン)は受精卵を着床しやすいようにしたり、胎児を流産させないように働いてくれる重要なホルモンなのでこればかりは仕方ありません。


ただ、生理前はホルモンバランスの影響でニキビができやすくなることが事前にわかっているわけですから、「いま、この時期、何をしておくといいのか?」と対策しやすいのは事実。


しっかり準備をすればニキビを防ぐことはそれほど難しくないはずです。

生理前ニキビを防ぐスキンケアの基本

生理前ニキビを予防するスキンケアの基本は「洗う」「保湿する」「守る」の3つです。


1、古い角質や皮脂が蓄積して毛穴詰まりをつくるのを防ぐ

生理前はエストロゲンの減少とプロゲステロンの増加の影響から肌の水分量が低下して、乾燥し、ターンオーバーが乱れやすくなっています。


毛穴詰まりができやすくなりますから、丁寧な洗顔を心がけて古い角質や汚れをしっかり落とすことが大切です。肌状態と相談しながらということになりますが、リンゴ酸やクエン酸などAHA配合の洗顔料を使った角質ケアも週1程度取りいれるのも◎。

2、保湿成分を肌に与えてアクネ菌が嫌う潤いある肌環境をつくる

黄体ホルモン(プロゲステロン)が優位になる黄体期は卵胞ホルモン(エストロゲン)の働きが低下するため肌の水分量が減って、肌が乾燥しやすくなっています。


肌の乾燥を補うために肌の自衛反応として皮脂の分泌量が増えることもありますし、肌の新陳代謝にも影響して毛穴詰まりの原因にもなるため、肌の乾燥は放置できません。


化粧水の水分を与えて終わる保湿ではなく、ではなく、水分保持力を高めてくれる保湿成分を肌に塗布して、アクネ菌が嫌う潤いある肌環境に整える必要があります。

3、生理前に敏感になる肌を紫外線などの外的刺激から守る

黄体ホルモン(プロゲステロン)はメラノサイト刺激ホルモンを活性化するため、メラニン生成を促進してしまう作用があり、紫外線を浴びるとその影響が増します。


紫外線はニキビだけでなく、シミやシワをつくる要因でもあるので、そうした外的刺激から肌を守るためのUVケアや抗酸化ケアが必要になってきます。


生理前の肌の状態として、


要チェック 肌のバリア機能が低下して水分保持力が低下する
要チェック 皮膚の分泌量が増える
要チェック 紫外線の影響を受けやすくなる


ということが起こっていることを考えると、紫外線で発生する活性酸素に対する抗酸化作用があり、皮脂を抑制してくれる作用もあるビタミンCは、生理前ニキビにはかなり効果が期待できる有効成分といえると思います。


>>ビタミンC美容液はニキビケアに必要不可欠


逆に、生理前ニキビに対するケアとしてやってはいけないことはというと、肌が刺激に敏感になって、普段使っているスキンケア化粧品が肌に合わなくなっているにもかかわらず、一時的なものだからと、そのまま肌に合わない化粧品を使い続けてしまうこと。


肌に合わないスキンケア化粧品を使うことは、肌内部に炎症を引き起こし、肌荒れや肌老化を進める原因になってしまうので、生理前の時期だけ使う低刺激処方のスキンケア化粧品を用意するといったことも頭の片隅にいれておいてください。


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生理前ニキビや肌荒れの予防に役立つ食べ物および生活習慣

生理前は女性ホルモンの変動でニキビができやすいとわかっているわけですから、ニキビ予防のためにスキンケアに気を配るだけでなく、食べ物やサプリメントを利用したインナーケアも意識しておくと、より効果的な生理前のニキビや肌荒れ予防につなげることができると思います。


⇒食生活ではビタミンB群の摂取を意識する


まずは甘い物を避けて糖質の摂取を控えてください。それから、ビタミンB群は特に皮脂を抑制する働きもあることから生理前のニキビ予防にはぜひとも摂取しておきたい成分です。


ただでさえビタミンB群は摂取量が少ないうえ、ストレス・アルコール・タバコ・糖質の過剰摂取で大量に消費されてしまうため、現代人のビタミンB群の不足は深刻だといわれています。


ビタミンB6を含む食べ物:鶏レバー、豚レバー、鶏ささみ、鶏むね肉、いわし、まぐろ、鮭、さんま、サバ、カツオ、落花生、ゴマ、豆腐、納豆、アボガドetc....


ビタミンB2を含む食べ物:ずわい蟹、うなぎ、イクラ、魚肉ソーセージ、味付けのり、焼のり、ほうれん草、ブロッコリー、アスパラガスetc....


ビタミンB群を補うだけでも肌の調子はだいぶ違ったものになるだろうと思います。

⇒早く寝るようにする。


普段よりも早めに布団に入り、睡眠時間を多めに取るようにしましょう。肌コンディションが低下するときは、スキンケアや食生活に気を配るのはもちろんですが、早く寝るに越したことはありません。


質のいい睡眠をとることは、肌のバリア機能を強化するのに役立ちますから、ホルモンバランスが多少変動してもビクともしない健康な肌をつくるのに睡眠は欠かせません。

⇒ホルモンバランスを整える工夫を


アロマオイルのなかには女性ホルモンを整えてくれるものがあります。ローズ・オットーやゼラニウム、クラリセージ、ネロリetc...。ストレス緩和も兼ねていて一石二鳥なので利用してみるといいと思います。


生理前のニキビ・肌荒れをはじめ、イライラ、生理痛などPMSの症状がひどいという場合は、漢方薬やピルの服用も考えたほうがいいかもしれません。


漢方薬や低用量ピルは、婦人科や皮膚科などで処方してもらうことができます。漢方薬局ではなく医療機関で処方してもらえば漢方薬も保険適用されるので、それほど経済的な負担にもならないはずです。


>>女性のためのニキビ漢方薬【入門編】


ニキビを防ぐためには普段からのスキンケアが大切なのはもちろんですが、生理前にも揺らがない肌というのは普段の食事や睡眠なども影響するものです。スキンケアに負けず劣らず生活習慣を整えること、身体の内側からのお肌のお手入れ(=インナーケア)も意識するようにしましょう。

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