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お肉や牛乳など乳製品でニキビが悪化してしまう?

動物性タンパク質と乳製品のニキビに与える影響牛肉・豚肉・鶏肉といった肉類(動物性タンパク質)は、皮膚をつくるのに必要なタンパク質が豊富に含まれています。


アミノ酸スコアといったタンパク質の質を示す指標でも上位にあり、効率よくタンパク質を摂取するためには、お肉を食べるというのが一番です。


また、ニキビ・肌荒れには欠かせないビタミンB2やB6、ビタミンEといった栄養素も摂取できるため美肌になくてはならない食材といえるでしょう。


ただし、忘れてはいけないのはお肉は皮脂腺を活性化して皮脂分泌を促す高脂肪食だということ。そのため、同じお肉を食べるのであれば、脂肪が多い牛肉は控えて、豚肉・鶏肉を食べるようにしたほうがいいです。


また、牛肉・豚肉・鶏肉といった動物のお肉からだけでなくタンパク質は豆乳や納豆など大豆製品や魚からも摂取できますから、肉と魚、動物性と植物性のバランスを取ったほうがいいです。

牛乳、チーズ、ヨーグルトなど乳製品がニキビに及ぼす悪影響とは?

そんな肉類よりもニキビに影響がでやすいといわれているのが牛乳やチーズに代表される乳製品です。


乳製品は体内のホルモンバランスを刺激し、皮脂分泌をさかんにして、毛穴詰まりを引き起こしてしまうといわれているほか、消化する際にビタミンB群を消費してしまいます。


※乳製品には、IGF-1(インスリン様成長因子)という成分が含まれており、それを摂取することで皮脂腺が活発になるという研究結果もあるようです。


そもそも日本人の4割近くが乳製品をうまく消化できない乳糖不耐症といわれているので、胃腸など消化器系を痛めてしまうリスクがあります。実際に、乳製品を飲み食いするのを止めた途端にニキビが治ったという人は多いんですね。


※関連:グルテンアレルギーやグルテン不耐症がニキビの原因!?


欧米人に見習えということで日本も乳製品を摂取するようになったわけですが、体質的に乳製品を受け付けなかったり、アレルギーが出る人がいるので肉類以上に牛乳・チーズ・バター・生クリーム等の乳製品の摂取するときは注意したほうがいいかもしれません。

肉類・乳製品中心の食事は皮脂腺の肥大化・活発化の原因になる

欧米人は日本人にと比べるとニキビができやすく、しかも重症になってしまう人が多いといわれています。その背景にあるのが動物性タンパク質や脂質の摂取量の多い欧米型の食事であるのはいうまでもありません


たとえば体臭にかんしてはあきらかに欧米人のほうが臭いというのは有名ですよね?


これはなぜかというと高脂肪・高脂質の欧米型の食事がアポクリン汗腺や皮脂腺の働きを活発にしてしまうから。欧米人が食べる牛肉の大きさや量、食べる頻度はすさまじいですし、チーズやミルクも大量に飲み食いします。


アポクリン汗腺や皮脂腺の発達具合が日本人とはレベルが違うんですね。


欧米人は発達したアポクリン汗腺や皮脂腺を先祖代々遺伝として受け継ぎ、さらにいまも普段の食生活で日々活性化しているので、ニキビが極端に悪化してしまうというわけなんですね。


皮脂腺が大きく活発ということは皮脂の分泌量も多くなるということですから、肉類や乳製品が主食である欧米人は日本人と比べて圧倒的にニキビができやすく、悪化しやすいといえるわけなんです。


海外でも肉類や乳製品が肌に与える悪影響については報告されています。以下、イギリスのデイリーメールオンラインからの抜粋です。(⇒原文はコチラ


2007年にハーバード大学が行った調査によると、牛乳を定期的に摂取している人とニキビに苦しんでいる人の間には明確な関連性があったことが分かった。 特に脱脂粉乳(=スキムミルク)を飲む人の44%は重度のニキビに悩まされている。
より最近の2012年に行われたアメリカの皮膚科学会での報告によると脱脂粉乳を飲む人は通常の牛乳を飲む人よりも1.78倍ニキビに悩んでいることが判明した。

日本人の皮脂腺も食の欧米化により年々大きくなっている

日本人は欧米人と比べると重症のニキビ患者が少ないといわれてきましたが、それもすでに過去のことになりつつあります。


というのも、日本人も食生活の欧米化によりアポクリン汗腺や皮脂腺が大きく活発になっているのが顕著であり、ニキビの重症患者も増えていますし、体臭も強くなって皮脂腺が欧米化してきているのが明らかだからです。


よく医療機関でのニキビ治療が日本は欧米にくらべてかなり遅れているといわれることがありますが、これは単純に欧米に比べて重症化したニキビに苦しむ人がこれまで日本では少なかったからニキビ治療の分野の進歩も遅かっただけだと思うんですよね。


いずれにせよ、肉類や乳製品の摂取量が多い高脂肪・高脂質の欧米型の食事や献立が増えていることで、日本人のニキビも悪化傾向にあり、重症化しているというのは間違いなさそうです。


普段摂取している乳製品の量を減らすことが、ニキビや吹き出物を減らす方法になることは海外の研究結果からも明らかです。


肌にとってタンパク質や脂質は不可欠なものです。ですから、動物性タンパク質や脂質を食べないという選択肢は現実的ではありません。では、何を見直すべきというと脂質(脂肪酸)の摂取バランスです。


タンパク質にかんしては肉や魚、大豆と含まれているアミノ酸の種類に違いこそあれ、体の中に入れたら同じですが、脂質(脂肪酸)は、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸でもオメガ6、オメガ9、オメガ3と種類が違えば、そのままの性質を維持しながら吸収されます。


欧米人に比べて重症ニキビの患者数が少なかったのは、魚や大豆製品からタンパク質と脂質を摂取してきたということ、特に脂質(脂肪酸)については、魚油に多く含まれるオメガ3系脂肪酸をしっかり摂取出来ていたことが大きいと思います。


オメガ3系脂肪酸は炎症を抑制する作用があるためニキビのような炎症をともなう皮膚疾患にも当然効果が期待ができるわけで、ニキビ肌に必要な脂質といえるんですよね。


昔の日本人はニキビにそれほど悩んでいる人がおらず、それには魚を食べる食習慣が関係しているとなれば、ニキビに悩む人は、率先して魚を食べる食生活を心がけたほうがいいかもしれません。


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