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ハトムギ化粧水はニキビ・ニキビ跡ケアに本当に効果的? 

ハトムギ化粧水の実力は?ニキビ・ニキビ跡に効果のある化粧水としてよく話題にのぼるのがハトムギ化粧水です。


ツイッターなどのSNSでもよく言及されてますし、まとめサイトなんかでもニキビ・ニキビ跡だったり、シミやくすみなど美白の悩みに効果があるおすすめの化粧水として紹介されているのを見かけることが多いです。


ハトムギエキス(ヨクイニンエキス)が微量でも配合されている化粧水であれば、それはもうたくさんあるわけですが、世間一般にハトムギ化粧水といえば、以下の3つのいずれかを指しているケースがほとんどだと思います。


● ナチュリエ/スキンコンディショナー
● アルビオン/スキンコンディショナー エッセンシャル
● コーセー/薬用 雪肌精


そのためここでも上の3つをハトムギ化粧水の代表として基準にしたうえで、ニキビ・ニキビ跡のケアに本当におすすめの化粧水といえるのか?について考えたいと思います。

ハトムギ化粧水の最大の特徴は「新陳代謝の促進作用」にあり!

ハトムギ化粧水を使ってどんないいことがあるのかというと、


ハトムギ化粧水の特徴

要チェック 抗炎症作用が毛穴の炎症を抑制してニキビを防ぐ!
要チェック 肌の新陳代謝が促進されて古い角質・色素沈着(メラニン)を排出!
要チェック さっぱり使えて気持ちいい
要チェック 価格が安く大容量でたっぷり使えるなどコスパが抜群!


ハトムギ自体には糖類、アミノ酸類、コイクセノライドといった成分が含まれていますが、このコイクセノライドがハトムギ特有の成分で、表皮細胞の増殖促進作用があり、それが新陳代謝の活性を促してくれます。


肌細胞の生まれ変わりが常にスムースであれば、角質の蓄積によりゴワつきや毛穴詰まりを防げますし、ニキビ跡のような色素沈着の排出も促せるわけですよね。


「肌のキメが整って透明感がでてきた!」
「肌がツルツル、すべすべになった!」


という声はすべてハトムギエキス(コイクセノライド)の新陳代謝を促進してくれる作用によるもの。ハトムギ化粧水を使う理由はこの「肌のターンオーバーを促進してくれる」という一点に集約されるといっても過言ではありません。


また、ハトムギ化粧水には、ニキビケア化粧品では定番のグリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)が配合されています。ニキビ・ニキビ跡に炎症はつきものですから、抗炎症作用があるという点もニキビケアには重要なポイントになるのではないかと思います。


ハトムギ化粧水の2大作用といっていい「肌のターンオーバーを促進する作用」と「グリチルリチン酸ジカリウムによる抗炎症作用」がうまく肌にマッチすれば、肌がきれいになる、ニキビができにくくなったという結果が得られても不思議ではありません。


ただ、そこは化粧品ですから肌との相性というものがあります。


ハトムギ化粧水と相性が悪ければ、真逆の結果になりますし、大人の肌、特に女性はハトムギ化粧水を使ううえで気をつけなければならないポイントがあります。

ハトムギ化粧水でむしろニキビが悪化、肌荒れしたという口コミも

「ハトムギ化粧水を使ってみたけれど乾燥するし、肌荒れしちゃった」
「ニキビがよくなるどころか悪化したような気がする...。」


という場合、ハトムギ化粧水に多く含まれるエタノール(アルコール)が原因だと思います。


エタノールは殺菌作用や清涼作用、肌の引き締め作用、防腐作用などさまざまな機能を兼ね備えているので、化粧水はもちろん化粧品全般によく配合されている成分です。


配合量や一緒に配合されている成分にも左右されるので一概にはいえないのですが、エタノールが肌に合わず乾燥したり、かえって肌荒れをおこしてしまう人は決して珍しくありません。


例えばアルビオンのスキコンの場合、成分表示をみるとエタノールが水の次に表示されているわけですが、かなりの配合量(10%以上)であることがわかります。


有効成分:グリチルリチン酸2K

その他の成分:水,エタノール,1,3-ブチレングリコール,グルタチオン,ハマメリスエキス,マロニエエキス,ヨクイニンエキス,l-メントール,カラギーナン,セスキオレイン酸ソルビタン,ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油,無水エタノール,エチルパラベン,プロピルパラベン,メチルパラベン,香料

※ 薬用雪肌精やナチュリエも成分表示の順番をみるかぎりエタノールの配合量が多い


エタノールは基本的には刺激のある成分なので、乾燥肌や敏感肌の人にとってはかなり肌に負担がかかります。また、エタノールの配合量が多ければ、それだけエタノールの悪い側面も目立つようになります。


エタノール(アルコール)の悪影響とは?

要チェック 高い摘発性→肌の水分まで奪うため乾燥が進む。
要チェック 強い殺菌作用→表皮ブドウ球菌など善玉菌も殺すため、肌荒れの原因に
要チェック スース―した清涼感→単純に嫌いな人も多い

※ 1%以下の配合量であれば上記のようなエタノールの影響はほとんど無視できますが、ハトムギ化粧水の場合、10%以上の含有量がある。


エタノール過敏症(アレルギー)にとっては少量でも注意が必要なのはいうまでもありません。


10代の皮脂分泌が活発なニキビ肌や男性にとってはエタノール(アルコール)たっぷりのハトムギ化粧水は、スースーした清涼感があって気持ちよく使えると思います。夏場の高温多湿の時期に使う化粧水としてもピッタリだと思います。


しかし、乾燥肌や敏感肌の傾向のある大人の女性の肌にとっては、乾燥や肌荒れなどを招いてしまうことがあるのでハトムギ化粧水を使うとニキビの悪化など肌の状態が悪い方向に向いてしまうことがあるわけなんですね。


それからもうひとつ、イネアレルギーがあるとハトムギエキスに反応してしまうので、アレルギー反応による赤みや湿疹、かゆみなどの肌トラブルが出てきてしまうので、これも注意が必要なところになります。

ニベアクリームと組み合わせると効果的という話の真相

ニベアクリームとの組み合わせは?「ハトムギ化粧水を使った後、使うアイテムとしてニベアクリーム(青缶)を使うといい。」


という話もSNSやネット掲示板を中心に現在進行形で話題になっていますよね。


「化粧水の後は油分でフタをする。」というのが一応のスキンケアの基本になりますし、前述したようにエタノール(アルコール)を含むハトムギ化粧水はかなり乾燥を促進してしまいます。


そのため油分の多いアイテムでフタをしないと、肌がカサカサに乾燥して大変なことになるという人も多いはずです。そこでニベアクリーム(青缶)の登場になったわけですが、正直なぜハトムギ化粧水×ニベアクリームになったかはわかりません。プチプラつながりでしょうかね?


実際、この組み合わせがどうなのか気になっている人も多いでしょう。


成分表示をみてみると、ニベアクリーム(青缶)というのは皮膜性の強い油性基材の固まりであることがわかります。


※ 水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、水添ポリイソブテン、シクロメチコン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、パラフィン、スクワラン、ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール、ジステアリン酸Al、ステアリン酸Mg、硫酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料


セラミドやライスパワーエキスNO.11など肌の水分保持力を改善させるような保湿成分が何も入っていない本当にただの油性基材の固まりです。そのため、本当に油分で皮膚に油膜を張る・フタをする以上の働きは何もないと思います。


そんなニキビクリーム(青缶)をニキビのある肌に使うとどうなるか?というと、油分を多く含むクリームはアクネ菌の栄養になって、ニキビを悪化させてしまう傾向があるので、一言でいって「マズい」です。


「ノンコメドジェニックテスト済」ならまだニキビになりにくい油性成分を使っていると考えられるわけですが、ニベアクリームはどうもそうではないようなので、ニキビ肌に使うクリームとしては不安になってしまうクリームなんですね。


もちろん、ニベアクリームを使ってよかったという人もいるので、それについては何もいえないんですが、乾燥肌の人はまだしも、脂性肌(オイリー肌)の人にとっては油分過多になりがちなので、注意が必要ということは覚えておいたほうがいいです。

ハトムギ化粧水を使うなら大人ニキビ用の化粧水のほうがいいのでは?

いつ、どういった経緯でハトムギ化粧水がニキビ・ニキビ跡に効果的と広まったのか、ニベアクリームとの組み合わせが最強という説の出所はなんなのか、誰がいいだしたのかはわかりませんが、SNSで一斉に広がったのは間違いなさそうです。


ここまでの内容で思うのは、10代、20代前半の皮脂分泌が旺盛な肌にはハトムギ化粧水は効果的な面もあるだろうということ。「ハトムギ化粧水×ニベアクリーム」の組み合わせも効果はともかく、お金がかからないという点は魅力ですよね。


皮脂コントロールが必要な思春期ニキビとは、さっぱり使えますから相性はいいと思います。


それから、「ハトムギ化粧水×ニベアクリーム」だけのシンプルなスキンケアに変えたことで、肌を触る回数が減って、刺激や摩擦による炎症が消えて、肌の状態がよくなったというケースもありそうですよね。


※ 大人ニキビの原因の1つにスキンケア時の触りすぎや触り癖があります。


多くの場合、化粧水を変えるだけでニキビが改善するということは難しいです。


毛穴詰まりを防ぎ、アクネ菌の繁殖を抑え、活性酸素を抑制し、炎症をさせない、肌が乾燥しないようにうるおいを与えるなど、ニキビケアに必要なアプローチはたくさんあるので、これらすべてを化粧水1つでまかなうということはできないからです。


そのため大人ニキビ用の基礎化粧品というのは「洗う」「うるおす」「保護する」といった感じでアイテム毎に役割を持たして、それをセット(ライン)で使うことでニキビを防ぐという設計になっているわけです。


※ 大人ニキビの背景にあるストレスやホルモンバランスの乱れなど複雑で絡み合った原因を踏まえて設計・開発されているという特徴があります。


そう考えると、ニキビにいいらしいという化粧水を単品で使うより、セット使いすることで効果を発揮する大人ニキビ専用のニキビケアセットの化粧水を使ったほうが効果は期待できるはずです。


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