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グルテンアレルギーが治らないニキビの原因かも?

グルテンアレルギーが治らないニキビの原因かも? 糖質や脂質の摂りすぎがニキビの原因になるというのは「食生活が原因でニキビができてしまうのはなぜ?」や「お肉や牛乳など乳製品でニキビが悪化してしまう?」でもお伝えしたとおり。


普段食べているものが皮脂腺を肥大化させたり、皮脂量を増やす、炎症を促進してしまうことで、ニキビの発生や悪化の原因になってしまうことがあるいうのは、紛れもない事実です。


そんなニキビの発生や悪化の原因となる食事や食生活のなかで、いま話題になっているのが「グルテン」です。


グルテンとは小麦やライ麦、大麦を水でこねると生成されるタンパク質のこと。このグルテンがアレルゲンとなり、アレルギーを起こした結果、ニキビができるというケースがあるんですね。


欧米ほどではありませんが、このグルテンアレルギーは日本でも患者が増加中といわれています。しかし、グルテンアレルギーの存在自体を知らない人が多いため、ニキビ・肌荒れの原因が普段食べている小麦食品だとは夢にも思わないというのが実際のところではないでしょうか。

グルテンアレルギーとグルテン過敏症(不耐症)について

グルテンアレルギーとは小麦粉などのグルテンの中に含まれるグリアジンという主要成分に過敏に反応して引き起こすアレルギーです。小腸が過敏に反応して消化不良を起こし、吐き気や痛み、湿疹などの症状が表れます。


「グルテンを含むものを食べると肌やカラダの調子が悪くなる」ということでグルテンアレルギーとグルテン過敏症(不耐症)は一括りにされてしまうことが多いんですが、両者は全く異なる生体反応から起こるものなので混同しないことが大事です。


グルテンアレルギー

グルテンに免疫が過重な反応を示してしまうのがグルテンアレルギーです。スギ花粉に過剰に免疫反応を示してしまうのが花粉症ですが、それと同じメカニズムです。即時性があるのがポイント。

グルテン過敏症(不耐症)

不耐症は免疫とは関係がなく、分解能力がないという意味です。アルコール分解酵素がないからお酒を飲めない、乳糖を分解する酵素がないから牛乳を飲むとお腹を壊すというのと同じです。こちらは2~3日後に症状があらわれるなど遅延性です。


グルテンアレルギーじゃないのに小麦製品を食べるとお腹を下したり、だるくなるといったことがある場合は、グルテン過敏症(不耐症)の可能性があるということです。


※食物不耐症は、食べてから数時間~数週間後に症状が出る「遅延型アレルギー」という食物アレルギーとも混同されやすいですが、やはり別物です。


頭痛・めまい・うつなどの精神神経症状や、便秘・下痢などの腹部症状、肌荒れ・ニキビ・皮膚炎などの皮膚症状など、症状は似ているので医療機関で検査しないとわからないと思います。


グルテンアレルギーは、食物アレルギーの1つであり、先天的なケースを除いてほとんどの場合、グルテンを含む食べ物を食べ続けることによって発症します。


今の日本人の食生活をみてみると、小麦(グルテン)を含む食品は非常に多い(ラーメン、パスタ、パン、うどん、ピザ、お好み焼き)ですし、おそらくほとんどの人が毎日何かしらの形で小麦(グルテン)を食べていると思います。


その結果、知らず知らずのうちにグルテンアレルギーを発症してしまっているということも珍しくないわけですね。

グルテンフリーの食生活でニキビがなくなり、肌が生まれ変わる

グルテンフリーの食生活に切り替えたことでニキビがなくなったり、肌がきれいになったという人は非常に多いです。


グルテンに反応してしまうアレルギーの持ち主はもちろんのこと、グルテンアレルギーでない人でもグルテンフリーの食生活にすることで美容や健康面で得られるメリットというのは数多くあるようです。


グルテンフリーのメリットをまとめると以下のような感じです。


⇒アレルギー反応が鎮静化する


アレルギー反応が収まるので、過剰な炎症、赤みが落ち着きニキビがなくなります。また、本来の身体の機能が回復するため、驚くほど体調がよくなりますし、肌もきれいになります。

⇒皮脂の分泌を抑制できる


小麦に含まれる糖質がインスリン分泌を促し、皮脂の分泌を促しているのでそれを阻害することができます。糖質は中性脂肪の材料であり、皮脂の原料になるものですから控えたほうがニキビにはプラスです。

⇒糖化を防ぐことができる


小麦に含まれるアミロペクチンには血糖値を急上昇させる作用があります。血糖値が急激に上昇すると、それだけ、肌老化やトラブルをまねく「糖化」を促進させてしまいます。

⇒ダイエットになる


グルテンの中に含まれる「グリアジン」という物質には食欲を促進させる働きがあり、食べ過ぎの原因に。グルテンを含む食べ物には中毒性があるのでそれを避けることで食べ過ぎを防げるかもしれません。

⇒腸内環境を改善できる


グルテン過敏症の場合、腸にガスが溜まったり、炎症を起こす原因になるので、下痢や便秘が続き腸内細菌のバランスが崩れて腸内環境が悪化します。


他にもグルテンフリーの食生活を心がけることで小麦粉を使った食品に多く含まれるトランス脂肪酸など体に悪い脂肪酸の摂取量を大幅に減らせることができるので、それが体調を上向かせたり、美肌につながるという効果もあります。


とりあえずグルテンフリーの生活を2~3週間試してみて、その後、再び普段どおりの食生活に戻してみることで、体調や肌の状態をチェックしてみてください。これでグルテンの影響というのがよくわかるはずです。


肌トラブルのなかでも特にニキビは、普段食べているものが影響しているということが珍しくないので、食べているものに問題はないか?という視点を持つことが非常に大切です。


欧米とは違い、お米が主食の日本人にとっては、これまであまり縁のなかったグルテンアレルギーですが、今や国民食となっているラーメンはもちろん、パンやパスタなど小麦(グルテン)が含まれる食品を食べる機会は激増しています。


欧米型の食生活はニキビの原因として槍玉に挙げられることが多く、特に動物性タンパク質や脂肪がその元凶だといわれることがこれまで多かったわけですが、ひょっとするとそれは間違いで実は小麦食品が真の元凶だったかもしれないという可能性も今では拭いきれません。


いずれにせよ、「スキンケアやニキビ薬でも治らないニキビの原因は、もしかしたら食物アレルギーや不耐症が原因かもしれない」という考えは、頭の片隅に置いておいたほうがいいかもしれませんね。


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